アンチエイジングには適度な運動が必要です。
でも、適度な運動ってどのくらい? 何をすれば良いの?
運動と聞くとウォーキングやランニングと言った有酸素運動が頭に浮かびますよね。
アンチエイジングには、有酸素運動より『筋トレ』が効果的です。
筋トレはアンチエイジング効果が抜群です。有酸素運動はダイエットには有効ですが、若返りには期待できません。
筋トレがアンチエイジングに効果的な理由は
筋トレの一番のメリットが『成長ホルモン』の分泌量を増やすことです。成長ホルモンは、成長期の子どもの成長に欠かせないホルモンですが、私たちのカラダを維持するためにもとても重要なホルモンです。
体型が崩れるのは老化だからとあきらめないで、筋トレを行い、若々しいカラダを手に入れましょう。
ランニングと筋トレ
ランニングやウォーキングは有酸素運動と言われる運動です。有酸素運動は、体内にたくさんの酸素を取り入れ、体脂肪をエネルギーとして燃焼させます。
ランニングは、体脂肪をエネルギーとして燃焼させるのでダイエットとして人気がありますよね。でも、アンチエイジングには問題があります。
ランニングが、アンチエイジングに向かない理由は、酸素をたくさん取り入れること。
体内に取り入れた酸素のうち、約2%が活性酸素となります。しかし、活性酸素が老化の原因になってしまう可能があるのです。
活性酸素が老化の現認になる理由は、以下の記事でまとめています。
体脂肪を落とすことで若々しく見えるようになりますが、活性酸素が体内で生成されるとシワやシミの原因になってしまいます。
なので、アンチエイジングを考えているのなら、筋トレの方が効果があります。
筋トレが効果的な理由
年齢を重ねると若かった頃のようにカラダが動かせずに運動不足になってしまいますよね。ちょっとした運動を行うのも、ツラいと感じてしまいます。
年齢を重ねて、運動がツラいと感じる理由は、老化による筋肉量の低下です。
筋肉量を維持することが、若々しいカラダを保つためには有効です。
筋トレは、筋肉量を増やし、身体を大きくすることが目的だと思ってしまいますよね。
筋トレを行うことで筋肉質なカラダを作ること以外に筋肉量が増えることで得られる効果があります。
筋肉量が増えると基礎代謝が上がります。基礎代謝とは、 体温維持、心臓や呼吸など、私たちが生きていくために最低限必要なエネルギーのことです。
基礎代謝は、生きているだけで消費されるエネルギーで、私たちが1日に消費するエネルギーのうち、約70%を基礎代謝が占めています。
筋肉量が増えて痩せやすくなる
私達が摂取したカロリーの大部分は基礎代謝で消費されます。基礎代謝は筋トレをすることで上がると言われています。
「ダイエットの効果が、なかなか出ない」なんてことはありませんか?
ダイエットのとき、食事を調整して摂取するカロリーを抑えても、体内で摂取したカロリーを消費しなければ、ダイエットの効果が得られません。
ダイエットをするときは、摂取するカロリーも大切ですが、消費するカロリーも同じくらい大切です。筋トレを行うことでカロリーを消費します。加えて、筋肉量を増やすことで基礎代謝を上がりり、安静時も消費するカロリーが増え、痩せやすくなります。
さらに筋肉量が増加すると活動的になります。筋肉量が増加するとカラダを動かすことがラクになります。
カラダを動かすことがラクになると、趣味としてスポーツを行ったり、外出をする機会が増えたりするようになります。
活動的になれば消費するカロリーも増えます。なので、筋肉量が増えると、さらに痩せやすくなっていきます。
疲れにくい身体になる
40代になるとカラダに疲れやすくなったと感じることはありますよね。
疲れやすさには、筋肉量が関係していると言われています。
筋肉中にある『ミトコンドリア』はカラダの中のエネルギーを作っています。エネルギーを作っているミトコンドリアは、年齢をか重ねると減少します。
ミトコンドリアの減少が「疲れやすい」と感じる原因になっているそうです。
筋トレをすることでミトコンドリア増加し、ミトコンドリアがエネルギーを生成することで疲れにくいカラダになります。
正しい姿勢が手に入る
どうしても、筋力が落ちてくると体型もそうですが、姿勢が悪くなってしまいます。
年齢を重ねると筋肉量が減少してしまいます。特に下半身の筋肉と身体を支える体幹の筋肉が減少してしまいます。体幹の衰えが姿勢を悪くする原因です。
姿勢が悪くなると老けて見えてしまいます。背すじがまっすぐに伸ばし、きれいな姿勢をキープ出来ていると見た目も若々しくなります。
また、下半身や体幹を鍛えることで歩幅を広がり、颯爽と歩けるようになります。
成長ホルモンの分泌量が増える
成長ホルモンは、子どもの成長に欠かせないホルモンの印象が強いですが、人間が生きていくためには絶対に必要なホルモンです。
成長ホルモンの分泌は加齢にともなって減少することが知られています。成長ホルモンが低下すると疲れやすさ、スタミナの低下、集中力の低下、性欲の低下を引き起こします。また、骨密度の減少、筋肉量の減少、内臓脂肪の蓄積などの原因にもなります。
つまり、成長ホルモンの減少が老化に大きく影響を与えているということです。
老化で分泌が減少した成長ホルモンは、運動をすることで活発に分泌されるようになります。
ランニングのような有酸素運動でも、筋トレでも適度な運動を行うことで分泌が促進されます。
アンチエイジングに効果的な運動
筋トレを行うメリットは
筋トレは、基礎代謝が上がるのでダイエット効果もあり、若々しい体型を手に入れることができ、下半身や体幹を鍛えることで背すじが伸び、若い見た目を手に入れることができます。
また成長ホルモンの分泌を促進し、肌のハリにも効果が期待できます。
中年太りだからと諦めず、若々しいカラダを手に入れるために筋トレをはじめましょう。
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