この世は『欲望』と『感情』で動いている

人間関係

周りのヒトと共存していくために必要な能力は、他人の感情と利害を考えられる能力です。最近、流行りの言葉で言えば「空気を読むチカラ」

人間に感情もなく、欲もないなら、こんな混沌とした世の中ではありません。もっと理論勢然としていて、何でも予想通りにコトが進みます。

人間は「欲望」と「感情」で動く

「空気を読む」とは、相手の欲望を満たすこと、感情を逆撫でしないようにすることなのです。

論理的に考えて「間違いない」ことでも思った通りにコトが進まないのは、関わる人間に欲望と感情があるからです。感情と欲望があるから、正しい行動をするとは限りません。

本人は気づいていませんが、深層心理では「自分に都合が良いか」を判断基準にしています。それが良いとか、悪いとかではなく、どうしても「欲望」と「感情」は抑えられないのです。

「欲望」と「感情」で動く

人間の行動は欲望と感情に支配されています。聖人君子でもない限り、誰にでも欲望と感情があります。そして、本人は無意識のうちに自分にとって都合の良い行動をとります。

普通に考えて「こうするだろう」と予想をしても、想定外の行動をする人が現れます。全員が正しいことをすると言うのは幻想です。

表面上は静穏で平和な世の中ですが、実際は感情と欲望に満たされた混沌としている世界。

みんな本音を話さず、建前として「正しいことをします」なんて言っていますが、フタを開けてみると内心、ラクしたいとか、やりたくないと思っています。

そげまる
そげまる

いい人ばかりでは、ないんだよ

ただ世間体があるので、感情と欲望を隠している。さらに多くの人は「この先どうなるか」と言う想像力が欠落しています。なので、自分に火の粉が降りかかるまでは他人事として受け止めているのです。

世間的に正しいか、悪いかが判断基準ではない

誰も損はしたくない

本来は「正しいこと」をするのが人間だと思います。でも、間違ったことを選択してしまう。しっかりと先々のことを考えて真剣に考えている人は全体の2〜4割しかいません。残りの6〜8割は何も考えていません。そして、考えていない人は「欲望」と「感情」で選択します。

正しいか、間違っているかではなく、損をしない方、ラクが出来る方を選択してします。困ったことに本人たちは気づいていないこともあるので厄介。「自分はちゃんと考えた」と勘違いをしています。

「空気を読む」のが上手い人は、相手の欲望と感情を察知する能力が高い人なのです。それが先天的なのか、努力をして能力をあげたのかは別にして、相手の損得を考えられる人、感情を逆撫でしない人は「空気を読む」能力に長けています。

みんなが論理的に考えて、感情も欲望もなければ「正しいこと」をするハズですが、そうならないのは「欲望」と「感情」があるから。誰も損をしたくないし、苦労をしたくない。だからラクな方に流れていきます。

感情と欲望を晒すのは良くないのか?

人間は感情と欲望に支配をされているけど「感情や欲望をさらすのは恥ずかしいことだ」と教育を受けてきました。感情的になる人、欲望丸出しで行動をする人は「ガキだ」とか「子供っぽい」と思われてしまいます。

何故かと言うと、みんなが本音で「感情」と「欲望」を全面に出して生活をするとカオスになってしまうから。

なので「感情」や「欲望」を押し殺して生活をしています。感情や欲望を丸出しで生きていると「社会不適合者」とレッテルを貼られて生活をしていくことが難しくなってしまいます。

テル
テル

感情と欲望を隠すのが大人だな

そげまる
そげまる

感情と欲望は出した人の勝ちだよ

それはそうですよね。みんながやりたくないと思っていることを「やりたくない」とか「やっている奴はバカだ」とか言われると誰でも腹が立ちます。なので建前上、感情と欲望を抑え込む。本心では思っていても、口に出さず、必死に堪えています。

でも深層心理では、どうしても「感情」と「欲望」が生まれています。なので判断をするときに自分に都合の良い方を選択してしまいます。正しいか、間違っているかではなく、自分の都合の良いことをしてしまいます。

人間は「感情」と「欲望」を丸出しにしている人に憧れてしまいます。自分が持っているけど満たすことができない「感情」や「欲望」を満たしている人に対して、嫉妬するもの。

あなたが嫉妬するときを考えてみてください。おそらく「あなたがやりたいこと」や「なりたい人間」に対して嫉妬していませんか。つまり、そういうことなんです。

さらに「感情」があるから、みんな熱くなれるし、「欲望」があるから文化や技術が発展してきました。

「ああしたい」「こうしたい」「やりたくない」と言う欲望ってヒトとして成長するためには絶対必要です。そして、周りの人から協力を得るためには「感情」をさらけ出し、感情に訴えるしかありません。

誰もが幸せになれる世界

結局、人間同士が生活をしていくためには協調性だなんだと言われますが、その協調性も相手の「感情」と「欲望」を満たすことが目的です。みんなが「幸せな世の中」なんて絶対にありえません。誰かの感情と欲望に合わせているのです。

例えば、ブラックな会社でも良い会社だと思ってしまうことがあります。そこで働いている人の欲望を満たし、感情的に問題がないからなんです。

他人から見ると相当ブラックでも社内の人間は、そうは思っていない。むしろ「良い会社」だと思ってしまっています。全員が正しく健全な思想を持っていれば、ブラックな企業なんて生まれる訳がありません。

誰かの「感情」や「欲望」を満たすための行動をしているから、間違っていても突き進んでいるのです。会社でいれば経営者の欲望、感情を満たすために全社員が行動をする。経営者は、自分の欲望を満たした人を評価する。評価された人はお金という対価やステータスを得て、欲望が満足される。

会社勤めが長いとその会社の考え方が「正しい」と勘違いをしてしまいます。

そげまる
そげまる

洗脳と言うか、価値観の書き換えが行われているんだよ

テル
テル

そうなのかっ?

そげまる
そげまる

「正しい」ことじゃなくて「会社のために」は価値観の書き換えが起こっている

その行動は会社(経営陣)の感情と欲望を満たすためであっても、そこに属している人は正しいと思ってしまいます。会社が正しいと言っていることをすることで給料がもらえる(欲求を満たす)し、余計なことをして怒られることはない(感情的にラク)

何が言いたいのかと言うと「誰かの『欲望』と『感情』を満たすために周りの人が行動をする」のが世の中だと言うこと。

幸せになるためには「欲望」と「感情」で生きること

日本人の多くは、自分の欲望と感情を押し殺すのが正しいと教育を受けてきました。他人の欲望と感情を満たすことが正しい。「自己犠牲をしてでも、他人(会社や社会)の(欲望を満たす)ために生きるのが正義だ」と教えられてきたので、誰も疑っていません。

逆に言うと、その『誰か』になれば、あなたの「欲望」と「感情」を満たすために周りの人は協力をしてくれるようになります。

つまり「(僕の欲望を満たすために)こうしたい」とか「(私の欲望を満たすために)みんなで協力しよう」と「感情」と「欲望」をさらけ出さなければ、幸せにはなりません。

日本人は、感情や欲望を知られることは恥ずかしいだと認識をしています。でも、感情や欲望をクチにしなければ、誰もあなたの「感情」や「欲望」に気づいてくれません。すなわち、協力が得られないと言うことです。

人間は良いか悪いかで判断をしてはいません。多くのヒトは、自分に都合の良いか悪いかが判断基準なのです。相手の感情に訴え、自分の欲望を満たすことで幸せになれます。

テル
テル

なんか、卑怯だな

そげまる
そげまる

自分を守るためにも知っておいた方が良いよ

覚えておいて欲しいのは人間は「欲望」と「感情」で動くということです。

もし、あなたが「いい人」だと「欲望」を丸出しで「感情」に訴えてくる人に利用されてしまいます。そうならないためにも知識として知っておいてください。

人間は「欲望」と「感情」で動く

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