マイカーローンは金利が重要。自動車ローンを選ぶポイント

お金の話

「マイカーを持つことは贅沢だ」なんて言われますが、どうしてもマイカーが必要に(欲しく)なる場合がありますよね。自動車は人生で2番目に高い買い物だと言われています。

ちなみに一番高い買い物は『家』

新車で購入をすると100万円以上ものお金を用意する必要があります。上を見上げればキリがありませんが、最新のモデルの車を手に入れようとすると数百万円も用意する必要があります。

平凡なサラリーマンは、そんな大金を用意するなんて簡単には出来ません。

そげまる
そげまる

車が欲しい・・・

そこで、お世話になるのがマイカーローンですよね。

さまざまな銀行・金融機関やカーディーラーで自動車ローン、マイカーローンを取り扱っていますが、どれを選べば良いのでしょうか?

マイカーローンを比較するときに最も大切ポイントは金利です。金利のわずかな差が、返済総額に大きな差を生みます。

この記事では、マイカーローンの種類や金利、ローンを組む場合のポイントや注意点について解説します。

マイカーローンの金利には「固定と変動」がある

マイカーローンを利用する際、固定金利型か変動金利型かの金利設定によって、総返済額も大きく異なります。それぞれの特徴や違いをよく理解しておくことが、カーローンの賢い返済につながります。

それぞれメリットとデメリットがありますので、自動車ローンを借りるときもこの2つの金利に注意しましょう。

固定金利型とは

固定金利型のローンは返済期間中、金利は変わりません。金利3%で契約すれば完済するまで金利は変わりません。金利は景気によって上下するのですが、固定金利型のローンは最初に契約した金利のままなので、返済中に金利が上昇するリスクを回避できます。

固定金利型のマイカーローンは、最初の返済計画が変わらないので家計が安定するメリットもあります。ただ、変動金利型のローンと比べて金利が高くなる傾向があります。

変動金利型とは

変動金利型のローンは、市場の金利動向に合わせて金利が変わります。一般的な変動金利型のローンでは半年ごとに金利が見直され、ローンの返済中であっても利率が変動することがあります。

現在の日本のように景気が悪くて低金利が続くと固定金利型のローンに比べ、金利が安く済みます。ただ、一気に景気が良くなり、金利が上がると固定金利型のローンより多く返済をすることになってしまいます。

実際には、景気の変化は誰にも予測ができないので、どちらが得かを判断することは難しいです。どちらのローンを選ぶにしても大切なのは金利です。金利が1%違うだけで返済総額が大きく変わってしまいます

テル
テル

金利ってそんなに大切なのか

そげまる
そげまる

ちょっとシミュレーションしてみるよ

総額260万円の車を買う場合の返済総額は?

自動車ローンの金利はとても重要です。1%の金利でも返済総額が大きく変わってしまいます。金利の大小で、どれだけ返済総額になるかをシミュレーションしてみましょう。

ちなみに変動金利ではシミュレーションが難しいので、固定金利型で考えてみます。

シミュレーションの条件は以下の通りです。

  • 車体、オプション、諸経費込みで、総額260万円
  • 全額マイカーローンで支払い(頭金なし)
  • 返済期間5年(60ヶ月)
  • ボーナス併用払いなし

金利については、銀行・金融機関の金利3%、ディーラー系の一般的な金利相場である5%、6%で比較してみます。

金利毎月の返済額利息返済総額
年利3%46,718円803,808円2,803,808円
年利5%49,065円943,900円2,943,900円
年利6%50,265円1,015,900円3,015,900円

銀行・金融機関の金利が3%(銀行系のマイカーローンだと高めです)とディーラー系の一般金利の6%だと、返済総額では、3,015,900円ー2,803,808円=212,092円の差が出てしまいます。

テル
テル

銀行系のローンとディーラー系を比べると車検分の差になるな

そげまる
そげまる

5年で20万円も支払いに差がつくんだよ

金利が1%(年利6%と5%)の違いでも、3,015,900円ー2,943,900円=72,000円の差になります。毎月の支払いだと数千円のごく僅かな差ですが、借りた金額が同じでも、これだけ差が出てしまいます。

たった1%でも、72,000円も返済総額に違いが出てしまいます。金利が大切だということが理解できますよね。

マイカーローンの金利相場は?

たった1%の金利でも返済金額になると大きな差になってきます。なので、自動車を購入する場合のローンの種類、金利はとても重要になります。

車を購入するときの自動車ローンは以下の3つから選ぶことになると思います。

  • 銀行・金融機関系のマイカーローン
  • カーディーラーの自動車ローン
  • カーディーラーの残価設定クレジット

細かい話ですが、カーディーラーの自動車ローン、残価設定クレジットはカーディーラーが運営しているのではなく、ディーラーと提携している信販会社です。自動車の契約が成立すると、ディーラーは信販会社から入金を受け取り、購入者は信販会社に返済をします。

金利の相場は、およそ以下の通りです。

ローンの種類金利の相場
銀行・金融機関系のマイカーローン年利2〜4%程度
カーディーラーのローン年利5〜10%程度
残価設定クレジット(残クレ)年利4〜6%
テル
テル

ディーラーでローンを組むのは損だな

そげまる
そげまる

残クレはちょっと特殊で支払額は少なくなるんだ

自動車を購入しようと考えたとき、多くの人はディーラーでのローンを組むことが多いと思います。と言うのもディーラーで自動車の購入、ローンの手続きが済んでしまうのでラクなんですよね。

でも、お話ししたように僅か1%の金利でも返済総額では大きな差になってしまいます。銀行でマイカーローンを組むのは手間のように感じるかも知れませんが、間違いなく安く借りることができるのです。

各種ローンのメリット/デメリット

ちなみにですが、金利以外でも銀行・金融機関系のローンはメリットがあります。もちろん、ディーラー系のローンにも残クレにもメリットがあります。

各種ローンのメリット/デメリットを一覧にまとめました。

ローンの種類メリットデメリット
銀行・金融機関系マイカーローン・使い道が色々
・色々なメーカーで使える
・自分名義になる
・審査が期間が長い
カーディーラーのローン・審査が早い
・車種によっては低金利で使える場合がある
・ローン完済までは自分名義にならない
残価設定クレジット(残クレ)・月々の支払額が抑えられる
・車種によっては低金利で使える場合がある
・数年後の下取り時に査定額が低くなることがある
・乗り続ける場合は、残りの代金を支払わなければならない

それぞれのメリット/デメリットを詳しく解説します。

銀行・金融機関系マイカーローンのメリット/デメリット

銀行・金融機関系マイカーローンのメリットは、なんと言っても金利の低さ。多くの銀行系マイカーローン(自動車ローン)の金利は年1.0〜4.0%に設定されいるいます。今はインターネットでマイカーローンの金利を調べることができますので、一度検索をしてみてください。

金利や条件は銀行ごとに異なります。ローンの借り入れができるかの条件も銀行ごとに異なっているので、自分が条件に合致しているかを調べる必要があるのはデメリットです。

さらに、銀行によっては窓口に訪れなければならないなど、カーディーラー系のローンに比べて手間がかかります。加えて、融資を受けられるかの審査にも時間を要します。

その手間を考えても、低金利でマイカーを手に入れられた方が最終的には良いのではないでしょうか。

テル
テル

間違いなく、安く手に入れられる方が良いけど、手間がかかりそうだな

そげまる
そげまる

銀行系のマイカーローンにはもう一つメリットがあるんだ

テル
テル

金利が低い以外もメリットがあるのか?

そげまる
そげまる

自動車の名義が、自分名義になるんだよ

銀行系のマイカーローンで自動車を購入すると、その自動車の名義が、購入者自身になるのもメリット。車検証にも購入者の名前が記載されます。

自動車を買って自分名義になるのは「当たり前のこと」ではありません。ディーラーローンで自動車を購入すると、返済が終わるまで自動車の名義はディーラーになります。特に運転や保険には影響をしませんが、自分の持ち物になるタイミングが、自動車を購入した時点になるのが銀行系のマイカーローンなんです。

カーディーラーローンのメリット/デメリット

ディーラー系のローンのメリットは審査が通るまでの期間が短いことです。ここだけの話、銀行系のマイカーローンの審査で借りれなくても、ディーラー系のローンだと借りれたりしちゃいます。

銀行系のマイカーローンに比べ、金利は高い傾向にありますが、ディーラーで契約ができるので手間もかからず、審査も早いので面倒くさがりの人には向いているのかも知れません。

さらにカーディーラーが売りたい車種、モデルについては年1%などの低金利キャンペーンなどを行なっていることもあります。年利1%だと、銀行系のマイカーローンより金利が安いですよね。

欲しい車がキャンペーン対象で、かなり得をするなんてことも・・・。

テル
テル

年1%なんて最高じゃん!!

そげまる
そげまる

欲しい車がキャンペーン対象だと本当にお得なんだよ

また、ディーラー系のローンは、返済が終わるまではディラー名義であることも忘れないでください。あまり気にすることはありませんが、車検証の所有者欄には購入者の名前ではなく、ディーラーになっています。税金や保険、日常使用については特に問題はありません。

残価設定クレジットのメリット/デメリット

残価設定クレジット(残クレ)とは、ディーラーローンの一種です。ただ、購入した自動車を数年後に下取りをすることを前提にしています。数年後の買取保証額が「残価」です。残クレは、自動車の価格から残価を引いた金額をローンとして返済します。

残クレの金利は4〜6%に設定していることが一般的です。さらに借り入れ金額が車体の50〜70%に設定されているので、ローンの元金が少なくなります。つまり、毎月の支払い金額が少なくなります。

260万円の車を残クレで購入(車体価格の30%を残価設定)すると189万円のローンを組むことになります。年利5%だとすると残クレでは、毎月35,666円の支払いになります。一般的なローンだと49,065円なので、月々の支払いはラクになります。

残クレは、数年後にはディーラーに下取りをしてもらうことを前提にしています。乗り続ける場合は残価分を払わなければいけません。乗り換えを考えているなら、残クレでの購入も検討してみましょう。

残クレは支払額が少なく、メリットが多いような気がしますが、実は走行距離の縛り、カスタマイズが制限されていたり多くのデメリットがあります。

テル
テル

残クレって最近よく聞くよな

そげまる
そげまる

残クレはメリットを受けられる人とそうじゃない人に分かれるんだ

残クレについては以下の記事で詳しく解説しています。

マイカーローンのまとめ

新しい自動車を買うことにワクワクして、マイカーローンについては、あまり考えないなんてことがよくあります。でも自動車を選ぶのと同じようにマイカーローンもしっかりとメリット/デメリットを比べ、少しでも金利の安いところで契約をしましょう。

金利の低いマイカーローンを選択できれば、少ない利息ですみます。その浮いた利息分のお金を購入後の車検や保険、カスタマイズなどに回すことができます。

借り入れ金額、期間にもよりますが、僅か1%の金利の違いでも、返済総額で数十万円も変わってきてしまいます。

テル
テル

なんとなく生きていては損するな

そげまる
そげまる

気づかないと損する

大事なお金を守るためにも、しっかりとした知識を身につけましょう。

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