晩熟と早熟ではどちらが良い?! 小学生の身長と思春期を迎える時期の関係

身長と思春期を迎える時期に関係 子育て
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日本人男性の平均身長が170cm前後、ヨーロッパでは180cm位。女性では日本人が158cm前後、ヨーロッパの女性は168cmくらい。男女ともにヨーロッパの人と比べると10cmほど日本人の方が身長が低い傾向があります。

サッカーなどのスポーツの国際大会などをみると日本人は小さいというイメージがありますよね。

でも、中学生くらいの年代までは日本人と欧米人の身長は、ほとんど変わりません。高校生やそれ以降の年代になると日本人は、ほとんど身長が伸びませんが、欧米人は、まだまだ伸び続けます。

その差が最終的な身長の差になっています。なぜ、欧米人は高校生以降も身長が伸びるのでしょうか?

欧米人は思春期を迎える時期が遅いから身長が伸びる。

日本では早熟の方が良いという風習がありますが、実は晩熟で思春期を迎える時期が遅い方が身長は伸びる。どうして遅く思春期を迎えた方が良いかは身長が伸びる仕組みにありました。

身長が伸びるカギは『骨端線』

身長が伸びるカギは骨端線(こつたんせん)にあります。骨端線とは骨が伸びるために必要な骨の「伸びしろ」。その骨端線は第二次成長期を過ぎると閉じてしまいます。骨端線が閉じると身長が伸びなくなってしまう。

子どもの身長を伸ばすには、なるべく思春期を遅く迎えること

子どもの身長を伸ばすには、できるだけ骨端線が閉じるのを遅らせることが大切です。

日本では、子どもが早熟が良いとされ、喜ぶ傾向がありますよね。特に小学生や中学生でスポーツをしていると身体が大きいというのは大きなアドバンテージです。しかし早熟と言うことは早い年齢で身体が大人になってしまいます。

早熟な子どもは身長の伸びがはやく止まる

人が生きていて身長が伸びる時期は、生まれてから思春期が終わるまで。その後の身長の伸びは、ほとんど期待できません。思春期は身長の伸びのラストスパート。思春期は約5年の間に平均25cm位身長が伸びます。

人は、思春期を迎えるまで年間5~6cmくらいずつ身長が伸びます。

あくまで平均ですが、11歳で身長が145cmのときに思春期を迎え、25cm伸びると170cmくらい。14歳で150cmの子どもが25cm伸びると175cmくらい。15歳、155cmで思春期を迎えると180cm。

つまり思春期を迎える時期が遅い方が身長が高くなる確率が高いということ。

思春期を迎える前にどれだけ、身長を伸ばせるかがカギ

思春期を迎えるまで身長は個人差はありますが、年間5~6cm伸びます。伸び率が小さい子どもでも年間3cmは伸びているハズです。

日本の子どもが成長期を迎える時期

世界の子どもと比べて日本の子どもたちは早熟であるとデータがあります。男子の精通(初めての写生)年齢を調査したところ、日本人の平均は12歳10ヶ月、ドイツ人は14歳1か月、アメリカ人は14歳と欧米人に比べ1年程度早いことが分かりました。

日本人の平均身長曲線と欧米人の平均身長曲線を比べると13歳までは、ほとんど差がありません。(欧米人の方が1.1cm高い)

しかし日本人は高校生になると身長の伸びが止まってしまいます。それに対して欧米人の子どもは、まだ大人の身体になっていないので、身長が伸び続けます。成人になるとその差が約10cmにもなってしまいます。

もちろん、人種の差はあるとしても思春期が遅い欧米人の方が身長が伸びる時期が長い。思春期を迎える時期の差が、身長差の原因のひとつになっています。

早熟な子どもと晩熟の子どものデータ

ちょっとこれは、男子の話ではなく、女子の話なのですが、第二次成長期(思春期)を迎えた年齢と大人になったときの身長の関係を調べた面白いデータがあるので紹介します。

成人女性で身長が150cm以下のグループと165cmを超えたグループでは初潮を迎えた時期に違いがあったそうです。150cm以下の身長の女性たちは、平均11歳6ヶ月で初潮を迎え、165cmを超えた女性たちは初潮を迎えたのが12歳以降。

小学生のうちに思春期を迎えた女子は身長が低く、中学生になってから思春期を迎えた女子は高身長になった。これは女性だけでなく、男性にも当てはまります。

つまり早い年齢で思春期を迎えてしまうと身長の伸びがはやく止まってしまい、反対に遅く成長期を迎えると身長が高くなるということ。

思春期を迎える時期は何で決まる?

思春期を迎える時期は、遺伝や環境の影響を受けます。なので、時期を遅らせることは難しい。ですが思春期をはやめる原因はいくつか分かっています。

日本人の平均身長は伸び続けていたのですが、最近、徐々に低くなってきているとデータが出てきました。それは、思春期をはやめる原因にあると考えられています。

現代の日本の子どもたちは、塾や習い事、ゲームなどで夜遅くまで活動をしていたり、外遊びの減少、ストレスの増加などがあり、より早熟になる傾向があります。

思春期はやめる原因
  • 夜更かし、睡眠不足
  • 食べ過ぎ
  • 運動不足
  • 肥満
  • ストレス

子どもの身長に悩むのであれば、思春期を迎える前にどれだけ身長を伸ばせるかを考えましょう。そして、その思春期を迎える時期を早めないようにサポートをしてあげる必要があります。

思春期を迎えるまでに身長を伸ばすためには、睡眠、運動、食事が大切です。

早熟は良いことではない

遺伝として早熟な子どもなら問題ありませんが、生活習慣で、思春期を迎える時期が早まってしまった場合は身長が伸び悩む原因になってしまいます。

小学生や中学生で身長が低くても、気にすることはありません。思春期を迎えると身長は必ず伸びます。思春期を迎える前、そして思春期で身長が伸びるピークに効率よく身長をのばすため、成長ホルモンの分泌を促進させることが重要です。

成長ホルモンをより多く分泌するためには、良質な睡眠、適度な運動、栄養素の揃った食事が必要です。身長を伸ばすための環境を整えてあげましょう。

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