残クレってどうなの? 新しい自動車の買い方『残価設定クレジット』とは

お金の話

自動車を買うときにお金があるのであれば、現金一括という誰もが(僕は)憧れる購入の仕方ができますが、しがないサラリーマンとしては、そんな格好いい買い方はできません。

特に僕の場合は、家のローンもあるし、子育て中なのでお金がかかるし、親の面倒もそろそろみなければ・・・。いくらお金があっても足りません。

一般的に自動車を買うときはローンを組んで手に入れますよね。

そげまる
そげまる

ローン組むよね?
そうだよね?

テル
テル

必死だな。普通はローンだろ?
そうだよな。そうだと言って

現金で自動車を買う人にはあまり役に立たない記事かも知れません。この記事では自動車をローンで購入する人、残クレとは何と言う人に向けた情報を共有します。

残クレ(残価設定クレジット)は、他の自動車ローンと比べ、月々の支払額が少なくなりますが、メリット/デメリットがあります。月々の支払額が少ないからと何も考えずに契約すると後で困ったことになりかねません

結論を最初に言ってしまうと、残クレはあまり走らず、乗り換えることを前提にしていれば、大きなメリットが得られます。カスタマイズをしたい、長い期間乗りたい場合は、残クレより、銀行系マイカーローンで購入した方が良いかも知れません。

残クレには以下のようなメリット、デメリットがあります。

残クレのメリット
  • まとまったお金がなくてもOK
  • 毎月の支払額がラク
  • 3〜5年で乗り換えができる
  • 下取り額(残価)が保証されている
残クレのデメリット
  • カスタマイズができない
  • 走行距離に制限がある
  • 追加料金が発生する可能性がある
  • 長く乗りたい場合は高くなる

残クレで購入する前に残クレの基本知識とメリット、デメリットについて解説します。

残クレとは?

残クレとは、残価設定クレジットという自動車を購入するときの方法のひとつ。購入する車を数年後に下取り(残価)設定することで、ローンを組む金額を減らすこと(本体価格ー残価=ローンの金額)ができます。

購入した自動車を数年後にディーラーに下取りに出す約束をして、購入時に下取り価格(残価)を引くいた金額をローンとして返済します。下取りの買取保証額が「残価」です。

残クレでは、車両価格の50%~70%ほどの価格で車を購入することが出来ます。

260万円の車を5年後に乗り換える場合、通常のディーラーローンと残クレ(残価40%)として比較をしてみると

ローンの種類毎月の返済額利息返済総額
ディーラーローン(年利6%)50,265円1,015,900円3,015,900円
残クレ(年利6%、残価40%)30,159円180,798円1,809,540円
(残価:1,040,000円)

ディーラーローンで購入した場合も、5年後に1,040,000円(残クレの残価と同じ)で売却できたとすると、3,013,900円ー1,040,000円=1,973,900円の支払いをしていることになります。

つまり、条件が同じなら、残クレの方が164,360円(1,973,900円ー1,809,540円=164,360円)少なく購入できます。

同じ金利で、5年後に乗り換える予定があるのであれば、ディーラーローンより残クレで購入した方がお得です。

テル
テル

残クレ、最高じゃん!!

そげまる
そげまる

そうやって食いつくと損するかもよ

残クレの支払期間が終了後は、3つの方法を選択することが出来ます。

  • 新車に乗り換える
  • 残価を払って乗り換える
  • 返却する

残クレが他のローンと違うのは、下取りが前提であるということ。乗り続けるためには、再度ローンを組むか、残価を一括で払う必要があります。

残クレのメリット

残クレのメリットは4つあり、特に毎月の支払額を減らしたい、短い期間(3年もしくは5年)で乗り換えたい、下取り時の金額を気にする人にとってはメリットが大きくなります。

残クレのメリットを見ていきましょう。

まとまったお金がなくても購入可能

残クレでは頭金は必要ありません。自動車は高い買い物のため、ローンを組んで購入するのが一般的だと思います。通常のローンを組む場合は、月々の返済額を減らすために頭金を用意することが多いです。

残クレを選択する場合は、頭金を用意しないことが多く、まとまったお金がなくても自動車の購入が可能です。

月々の支払いがラク

先ほどもお話したように残クレの一番のメリットは、残価を設定することにより、月々の支払いが少ないこと。

残クレは、購入した自動車を下取りに出すことを前提にしているため、ローンの元金が少なく、月々の支払いが抑えられます。

さらに3年の残クレの場合、車検を通す必要もないので、車検の費用がかからないというのもメリットです。

3〜5年で乗り換えられる

新しい車に乗り換える人は、最初の車検(3年目)で乗り換える人が多いのですが、そんな人は3年の残クレで購入することによって、大きなメリットを得ることができます。

子育て世代であると、今は家族の移動にミニバンが必要だけど、後3年もしたら子供とのお出かけも少なくなりそうだから買い替えるだろうとか、生活が変わることが予想される場合は、残クレを利用することで安く車を手に入れることができるでしょう。

残クレで自動車を購入する場合は、3年、または5年ごとに車を見直し、乗り換えることが容易にできるようになります。

下取り価格(残価)が保証されている

新車で購入をしても自動車は年数が経つと徐々に買取金額が下がっていきます。購入から3年経つとかなり価値が落ちてしまいます。さらに5年になると、ほぼ価値がないと判断されることもあります。

残価(下取り価格)が初めから設定されている残クレの場合、安心して購入することができます。

テル
テル

やっぱり、残クレ最高!!

そげまる
そげまる

でも、残クレにはデメリットもあるんだ

残クレのデメリット

残クレのメリットを見ると凄く賢い購入方法のように感じますが、残念ながら、残クレにはデメリットもあります。

残クレは、3〜5年で乗り換えることが前提なので、ローンを組みます。いくら払っても自分の車にはなりません。自分の車にするためには、残クレの期間が終わった時に残りの残価を払う必要があります。下手をするとカーライフを送る間、ずっとローンを組まなければならない『残クレ地獄』に落ちてしまう可能性もあります。

その他にも車好きの人に注意して欲しいデメリットがあります。

カスタマイズができない

残クレは、購入した車を返却(下取り)することを前提とする購入方法です。カスタマイズをすることができません。もし、カスタマイズをした場合は、返却するときに元に戻す必要があります。

テル
テル

そうなのか?

カッコ良くしてもダメなのか?

そげまる
そげまる

ノーマルに戻してから返却する必要があるんだ

残クレは自分名義の車ではないんです。残クレ中は、ディーラー名義の車です。言い方を変えると借りている状態なんです。なので、返すときは元に戻す必要があります。

走行距離に制限がある

残クレには、月間走行距離の制限があります。走行距離は各メーカーによって変わりますが、残クレで購入をする場合は、必ず制限があります。

例えば、ホンダでは、購入時に月間走行距離が1,000km以内または1,500km以内から選びます。通勤で使用し、片道10kmだとすると20日の出勤で、最低でも月間で400km走ります。休日にドライブに出かけると・・・。

毎日車に乗る人だと、月間走行距離をオーバーしてしまう可能性もあるので注意が必要です。

追加料金が発生する可能性がある

残クレの下取り額(残価)はあくまでも綺麗な状態での価格です。乗っている間にぶつけてしまい、凹んだ状態や傷がついてしまった場合は、査定が下がってしまい、残価分に相当する金額を追加で位払わなければなりません。

また、事故での修理(事故車扱い)になった場合も追加料金が発生しますし、もし廃車になるような大きな事故の場合はローンだけが残ることになります。

残クレのまとめ

残クレはメリットも大きいですが、デメリットもそれなりにあります。誰にでも向いている購入方法ではありません。

以下のような人は残クレのメリットが得られます。

  • 走行距離が短い
  • カスタマイズに興味がない
  • 3〜5年で乗り換える予定がある

反対に長く乗りたい、通勤で使用している、カスタマイズに興味がある場合は、残クレのメリットが得られないのではないでしょうか。

自動車を買う方法は、残クレの他にも色々とあります。あなたのライフスタイルにあった方法で購入し、負荷にならないように注意しながら、楽しいカーライフをお迎えください。

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