共感してもらう記事構成。PASONAの法則とは

どうせ稼ぐ記事を書くならラクしたい、ゲスブロガーひらめ（@hirame18jp）です。

ブログを書くときに「何をどのような順番で伝えるべきか」と悩みますよね。

僕もライティングをはじめた当初は、どうやったら読んでくれる人が納得してくれる文章が書けるのか･･･悩みました。

色々と実験をして分かったのですが、同じテーマ、同じ理由、同じ結論でも伝え方の型で収益率が変わります。

事前に用意した「テーマ（キーワード）」「理由」「結論」を型にはめていくと「何をどのような順番で伝えるべきか」について迷う必要がなくなり、商品・サービスの魅力を伝えることに注力できるようになります。

伝え方には色々な型があります。「要点⇨理由→具体例→要点（PREP法）」とか「要点→詳細→要点（SDS法）」で記事を書くと説得しやすいといわれています。

PREP法やSDS法を使って、一生懸命、納得をさせようとしてもなかなか収益化にはつながらないなんてことありますよね。

もし、ブログから収益を上げたいなら『PASONAの法則』で記事構成を考えてみてください。アクセスが少ないブログから収益を上げるためには納得をしてもらうより、共感が必要です。

PASONAの法則は、単純な誘導のように感じますが、心理学テクニックを巧みに取り入れた構成で、読んでくれる人をスムーズに行動へ導いてくれます。

ブログで稼ぐためには

ブログで稼ぐためには、広告（アフィリエイト）の商品を紹介し、読んでくれる人に納得をしてもらい、購入してもらう。そして、広告主から（ASP経由で）紹介料がもらえます。

つまり、あなたのブログから紹介した商品やサービスを購入／申込をしてもらわなければ、収益は発生しません。

何をどのような順番で伝えれば良いかという型を知っていると、稼ぎやすくなります。

何をどのような順番で伝えるライティングをするかで行動（購入や申込）をしてもらえる確率が変わってきます。

効率よく記事を作成するには、記事を書く前に用意した「テーマ（キーワード）」「理由」「結論」を型にはめていくと「何をどのような順番で伝えるべきか」について迷う必要がなくなります。

記事構成というと難しいような気がしますが、いくつかの型にはめていく作業です。今回は共感をしてもらいやすい『PASONAの法則』について解説していきます。

PASONAの法則とは

PASONAの法則とは、経営コンサルタントで日本を代表するマーケターでもある神田昌典氏が提唱する消費者の購買に関するマーケティングの法則のことです。

この『PASONAの法則』は理論からできたわけではなく、実践を通して生まれたものだと言われています。つまり、売れる文章構成。

PASONAの法則は以下のような構成になっています

この法則は、心理学テクニックを巧みに取り入れた構成で、読んでくれる相手に共感をしてもらいやすく、スムーズに行動へ導いていくことができます。

PASONAの報告【具体例】

エイジングケア用の基礎化粧品セットを紹介する場合でちょっと具体的にライティングをしてみます。

記事を書く前に「テーマ（キーワード）」「理由」「結論」を用意します。

実際にPASONAの法則に当てはめてみます。

PASONAの法則に当てはめると、話の流れ的にはスムーズに請求（行動）まで、まとまります。

「親近感」で困ったことに寄り添っていて、なおかつ、具体的な「提案」をすると、試してみようかなと思ってもらえそうですよね。

PASONAの法則でライティングするポイント

PASONAの法則で構成するときのポイントを解説します。

PASONAの『P』【問題】

最初の「Problem（問題）」では、相手が抱えている悩みや欲求を明確化します。

このパートでのポイントは、この後に続く文章が「自分に関係あることだ」と相手に思ってもらうこと。

一般的に読んでくれる人は、書かれている情報が有益なのかを３秒以内に判断すると言われています。「関係ない」と思われると、あなたが一生懸命作ったページから離脱されてしまいます。

だから、最初に目に入る文章には、できるだけ読んでくれる人が興味を引きそうな言葉を並べてください。なんか続きが気になると思わせる工夫をしてみてください。

PASONAの『A』【親近感】

「Affinity（親近感）」では、問題を掘り下げて読んでくれるの共感を誘い、解決策の話を受け入れてもらうための準備をします。

親近感を獲得するためのポイントは、問題にかかわるストーリーを想像できるくらい具体的に描写すること。

鮮明にイメージできると「相手は自分を理解してくれている」「相手も同じなんだ」と思ってもらえます。具体的にイメージできると親近感を持ってもらえるようになります。

相手と仲良くなるというか「親近感」を持ってもらうのがポイントです。セールストークで納得させられるより、友達から聞いた方が試してみようと思いますよね。

相手の共感を誘い、少しでも仲良くなるためのステップが、親近感パートです。

PASONAの『S』【解決策】

そして「Solution（解決策）」では、問題の解決策を具体的に、そして理解しやすいように提示します。

解決策パートのポイントは、具体的に、理解しやすく提示だけではなく、解決策が有効であることを納得してもらうことを意識してください。

そのために証拠（エビデンス）を用意するのも有効です。例えば、口コミ、有名人が使っている、有効成分など･･･

読んでいる人の不安や疑問を徹底的に潰すのが解決策のパートです。読んでくれる人の行動を妨げる要因を全て洗い出し潰してください。

PASONAの『O』【提案】

解決策で納得をしてもらっているハズなので「Offer（提案）」をします。

提案でのポイントは、行動をするハードルを下げることです。

読んでいる人が行動をするために障害になりそうなことを徹底的に潰します。値段がやすいとか、手間がかからないとか、出来るだけ行動をするハードルを下げます。

PASONAの『N』【絞込】

「Narrowing Down（絞込）」では、直ぐに行動を起こさないと思ってもらうことを意識します。

一番良いのは、限定○名様とか、いつまでの期間限定とか、相手が直ぐに行動を起こさないといけないと錯覚をさせるのが絞込パートです。「今すぐに始めればまだ間に合います」みたいな感じで煽（あお）ってあげます。

PASONAの『A』【行動】

最後に読んでくれた人に「Action（行動）」を促（うなが）します。

非常にシンプルだけど、人間はハッキリと「やってください」と言われないと行動に移せません。最後の行動まで抜かりなく、PASONAの法則にはめていきましょう。

まとめ

PASONAの法則は、問題提起をして、共感を誘い、解決策、提案をして、最終的に購買（行動）をしてもらうための法則です。

PASONAの法則で特にポイントとなるのは、解決策を説明する前に、問題を掘り下げて共感を誘い、親近感を得てもらうというパートがある点です。

「親近感」パートでどれだけ寄り添えるようになるかがポイントです。

もちろん、全ての場面でPASONAの法則に当てはめるということはありません。

ライティングは行動をしてもらうために「何をどんな順番で伝えるか」が大切です。

効率よくライティングを行うためには、ライティングを行う前に『テーマ（キーワード）』『理由』『結論』を準備し、ライティングの型にはめる。

伝え方の型としてPASONAの法則も覚えておくとあなたのライティングの幅が広がると思いますよ。