「面白い文章が書けない」
「もっとライティングが上手くなりたい」
ブログをしていると誰でも思いますよね。書けない・・・
上手なライティングがしたい
だけど、文章を書くのが苦手なのは、当たり前なんですよ。
面白い文章の書き方は学校教育では教えてもらっていません。つまらない文章、ビジネスで使う堅苦しい文章の書き方しか教わってきていないんです。
知らないことはできないよね
正直、小学校の作文から大学のレポートまでの書き方は忘れた方がいいと思います。ついでに言うと、PREP法とかSDS法も気にしないでいい。
ブログを読んでいて、この記事、有益だし、読みやすい。でも、決まりきったお馴染みのテンプレ・・・と感じることないですか?
この記事では文章が書けない。特に雑記ブログを書いている人向けです。面白いライティングができないと悩んでいるなら、少しだけ、背中を押します。笑
学校教育で習った書き方
前置きですが、僕は国語の成績が良かったなんてこともなく、作文や読書感想文も苦痛でしかありませんでした。
高校時代は、おそらく、国語の授業はなかったと記憶しています。大学は理系・・・ライティングをはじめたのは30歳過ぎてから。
元々はwebデザイン、プログラミングをしていました。そして作ったサイトを公開しようと思っても出来ないんですよね。
お客さんが書くはずのコンテンツが上がって来ない。
「ここには本文が入ります。この文章はダミーです。ここに・・・」のまま、公開をすることも出来ず、泣く泣くはじめたのがキッカケです。
僕の場合、元々文章を書いていませんでした。なので苦戦・・・。
一緒に仕事をしていた、かわいい見た目とは違い、性格が悪いお師匠さんから、いじめられながら、ライティングについて学びました。
はっきり言って全てが初耳でした。一応、仕事なので、それなりにライティング、文書の書き方・伝え方の本を読んでいたのですが、お師匠さんの言葉がイチバンしっくりきました。
ライティングの軸
学校教育で習う文章の書き方は「私が・・・」「僕が・・・」どちらかと言うと主義主張を中心に進めることを指導されます。
「あなたはどう思ったの?」
「君の意見はどうなのかな?」
そんな記憶・・・ありませんか?
自分の意見を伝えるために書く
ですが、webライティングは相手目線・・・相手にしっかり伝え、自発的に行動してもらうのが理想です。もちろん、情報を伝えるためのライティングもありますが、基本的には、読む人が求めている情報、相手軸で考える文章が読まれます。
ベロンベロンになったお師匠さんから教えてもらったのは、
ライティングは書き手と読み手の共同作業ということ。
伝えたいことを書いても、読み手がどう受け取るかは分からない。思ってもいない解釈をされたり、間違った受け取り方をされると伝えたいことが伝わらない。そんなのライティングじゃないよ。
リアルの会話でも一方的に話する人いますよね。いくら有益な話をされても、聞かないんですよね。聞こえてはいるけど、理解はしていない、伝わっていない・・・良くありませんか。
相手の想像力をかき立てる。そのために相手軸で文章を書く。
相手軸の文章とは
とは、言っても『相手軸の文章』って何?って話です。習ったことも考えたこともないんですよ。普通は・・・
僕も分かりません。分からないけど想像はできます。
分からないの?!
普段の会話でも「こんなこと言ったら勘違いされるかな」「これ言っても大丈夫かな」と考えると思うんです。それと一緒。
読んでくれた人がどう感じるかを考える。
その想いって文章に現れると思うんですよ。
なので、こんなことで困ってますよね。だったらこうすると解決しますよ。もしくは、こんなこと知ってる?とか、もしかしたら、今から笑かしますよかもしれない。簡単ではないけど、そういう感じ。
いい文章って読んでいるときに風景や場面、味や音、匂いまで想像できるんですよね。
書く人は読む人の想像力をかき立てる手助けをしてあげる。それが、いいライティングなのではないでしょうか。少なくとも、僕はそんな文章が好きです。
想像力をかき立て共感してもらう
ライティングを仕事にしている人も忘れがちです。スペックや事象を淡々とならべちゃったり、ひとりよがりで伝えるだけの文章になってしまうことが往々にしてあります。そんな文章もビジネスでは重要。
ですが、個人ブログは、もっとエンターテイメントでいいと思う。
カチカチの情報は、公式サイトや企業サイト、アフィリエイターのブログに任せて、個人ブログの立ち振る舞い方、戦い方があるんじゃないでしょうか。
個人ブログだからこそ、読む人に寄り添う、読む人の想像力をかき立て、共感をしてもらう。その方が読んでいて楽しい。少なくとも、僕はそう思う。
なので型や言い回しなんかよりも熱いパッション、情熱で書くこと。
記事を読んでくれた人に「笑ってもらいたい」「一緒に悩んでもらいたい」「少しでもラクになってもらいたい」という想いがあれば、伝わる。と信じています。
読んでくれる人がどう思うか、どんなことを想像してもらいたいかを考える。よく言われる『ペルソナ』に語りかけるようにの真意はここにあると思う。
あまり型にハマらず、自分らしく個性的なブログでいいと思う。絶対に変な文章だったら読み直したときにリライトしたくなるしね。
情熱で書き殴ろうよ。
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